夏の暑さが例年を上回る傾向にあり、深刻さを増しています。
特に熱中症の患者が最も多くなるのは7月・8月とされていますが、まだ肌寒い日がある6月のうちから準備をしておくことが大切です。
屋外で作業される農業・林業・造園業などの皆さまは、特にリスクが高くなります。以下のポイントを参考に、早めの対策を心がけましょう。
■ 熱中症予防のポイント
- 暑さを避ける
気温・湿度の高い時間帯を避けて作業する、日陰を活用するなどの工夫をしましょう。 - こまめな休憩と水分補給
のどが渇く前に、定期的に水分や塩分を補給しましょう。スポーツドリンクも効果的です。 - 単独作業は避ける
万が一の際にすぐに対応できるよう、複数人での作業を心がけましょう。 - 熱中症対策アイテムを活用する
冷却タオル、ネッククーラー、空調服などを上手に使いましょう。
■ 熱中症警戒アラートの活用
農林水産省の公式アプリ「MAFFアプリ」は、農業・林業に携わる方々に向けた便利な情報ツールで、熱中症警戒アラートが発表されると自動で通知される機能もあります。日々の熱中症対策や情報収集に、ぜひご活用ください。
■ 万が一に備えて:応急処置の確認も大切です
予防はもちろん重要ですが、万が一熱中症になってしまった場合の応急処置も知っておくことが重要です。
涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめ、体を冷やして水分を補給するなど、すぐに対応することが命を守ることにつながります。
▶ 詳しくはこちら(農林水産省 熱中症対策ページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/nechu.html
早めの準備が、夏を安全に乗り越える第一歩です。
暑い日には、ビール🍺も飲みたくなりますが、それに加えて日々の運動も頑張って、熱中症に負けない体力づくりもお忘れなく!


