

現場で確認すると、キーを回してセルモーターが回っている間はエンジンがかかるが、キーから手を離した瞬間にエンジンが停止するという現象でした。


何度か繰り返していると、ソレノイドという部品から、カチッと音がして、燃料供給を止めてしまい、エンジンが停止していることが判明しました。
通常は、エンジン停止するためにキーをオフにしたときにしか働かないはずなのに、キーがオン状態で誤作動を起こしている…。ソレノイドが怪しい…!

しかし、電子部品なので、それ自体が悪いのか、そこまでの電圧、導通に問題があるのかを確認するため、配線図を取り寄せることにしました。そして再び現場へ。





確認した結果、配線には異常がないのでソレノイドを外して、外から12Vを直接入れてテストをすることに。
その結果、ソレノイドの故障と確信して、新品のソレノイドを注文することにしました。


取り付け完了して、キーを回してエンジン始動!
直りました。
部品の中には、交換してみないと結果がわからない場合も多々ありますが、高価な部品の場合は、なるべく確実に結果を出したいものです。今回のようにテストをして確実に分かれば、安心して部品交換ができます。
カマタ機械では、日々の修理はなるべく無駄のないように慎重に行っています。