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ハスクチェンソー550XP MarkⅡの修理

お客さんが現場での不具合状況の動画を撮ってLINEで送ってくれました。

突然エンジンが停止します。

まるで無理矢理スイッチを切ったように….。

そしてまたすぐにエンジンはかかる….。

しかしまた停止する….。

電気?コイル?

無理矢理スイッチを切ったような….?もしかして!

ビンゴ!!

スイッチのリード線の被膜が擦れて中の線が剥き出しです。

作業の姿勢によってこのリード線がボディにアースしてエンジンが停止する。

エンジンをかけ直す時にはまたリード線が離れるから始動する。

リード線だけを交換したかったけれど、イグニッションコイルと一体で高価だったため、

今回はリード線を電気テープで修正することにしました。

そして、同じようなシチュエーションで試運転をします。

試運転してもエンジンが止まることはありません。

修理完了です!

今回は、お客さんが不具合の症状を動画で撮影して送ってくださったおかげで、すぐに原因を特定することができました。この動画がなければ、原因の特定に時間がかかり、場合によっては問題のない部品を交換してしまう可能性もありました。

今は、LINEを使って簡単に動画を送ることができるので、ぜひカマタ機械の公式LINEを登録いただき、うまくご活用ください!

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