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スチールチェンソーMS170Cの修理

エンジンがかからないということで持ち込まれました。

以前、別の機械屋さんでみてもらったことがあるが直らなかったとのこと。

プラグから点火していて、圧縮も普通、マフラーを外して排気側からピストンを覗いてもかじり傷はない(ヤキツキなし)。シリンダーに直接燃料を入れてスターターを引くと爆発する。

ということで、修理の順番からいけばキャブレターのオーバーホールをします。

ところが、それをやっても全く状況が変わりません。

ということは、キャブレターを新品に変えてみるか、全バラシしてピストン、クランクを確認するか。。

しかし、このチェンソーの単価からいって、これ以上の修理費をかけるなら新品を購入する方が安くなるため、お客さんと相談してこれ以上の修理はストップすることにしました。

しかし、このまま原因不明のままでは整備士としてなんとなく気持ちが悪いので、全バラシしてみることにしました。

そこで、原因が判明しました。

クランクケース下側にヒビが入っていました。

これでは何度燃料系を修理しても直るわけありません。

お客さんにも納得していただき、新品を購入していただきました。

機械なので、人間のように機嫌が良い時と悪い時があるわけではありません。しかし、機械にも心があるのではないかと思うほど、調子が良い時と悪い時があることがあります。

我々はそれに惑わされることなく、冷静に不具合の原因を究明していきます。

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